昨日の夢の記事で、母の手術前の夢に祖父が現れたと書きましたが、それについて書いてみます。
母は手術前日にこんな夢を見ました。
──病院のベッドで寝ている自分の隣に
誰かが一緒に寝ている気配がしました。
誰だろうとふと見ると、
なんと!祖父が一緒のベッドに寄り添って寝ています!
そして、つい笑ってしまったと話していたのは、
じぃじが、逆向きに寝ていたの!(笑)と。
母の足元に祖父の顔があったようで、
じぃじ(母の父)ったら
逆向きに寝てる!(笑)と
夢の中でつい微笑む出来事だったそうです。
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私はこの夢の体験を聞いた時、
祖父が逆さに寝ているのは、「北枕」を意味していて、祖父はあの世の住人だけれど、傍で見守っているよ、手術は不安だろうけど母に(大丈夫だよ!)といったメッセージを伝えに、
勇気づけに現れたのだ!と確信しました。
今日の手術、見守っているんだね!
きっと大丈夫だね!
と母も勇気づけられ、心細さが和らいだようでした。
見えなくてもご先祖様、身近な存在の方は守ってくださっているのだなぁと他界してからも続く愛に感動した出来事でした。
神棚だけでなく、日頃から感謝の気持ちをご先祖様に向けることは大切だなぁと改めて感じています。
夢の体験からも、ポッと祖父がいきなり現れたというよりは、
手術前という1番不安な時、ここぞ!という時に現れたので、
それは 母をずっと見ていたから
ちょうどそのタイミングで祖父がバシッと現れ、寄り添ったのではないかなと、
そんな風に思うのです。
またパワースポットと言われる場所に行く前に、神棚、ご先祖様への感謝や生かされていること守られていることへのありがたみを向ける気持ちを持つことが先のように感じました。
ともすれば、自分の力で頑張ってやってこれたと思ってしまいがちですが、そうではなく、他者や見えない「おかげ」や、恩恵があったからこそ生きてこれた、その感覚を忘れずに、私も大切にしていきたいと思うのでした。
また似たような話で、新卒の頃に出会った職場の事務員さんが、たまたま勘の鋭い方で(霊能者でした)、お話を伺うと様々な苦難や不思議体験を乗り越えてこられた方だったのですが、
『私が今まで色々あっても生きてこられたのは神仏のおかげ。それがあって身がもっているようなものなのよ。』
と話されていて、逆境を乗り越える方は見えないものを敬う気持ち、信仰心が強く大切にしていらっしゃるのだなと深く感じたことがありました。
長くなりましたが、見えなくても、ずっと見ていてくれて守っている方はどなたにもいらっしゃることが感じられたお話でした。
桜