守り神との暮らし〜民俗学・現象の考察〜

元巫女助勤経験者による不思議体験伝承日記

呪術の動画を見て感じたこと

冷抹茶が美味しい季節です。

呪術の動画を見て感じたこと

皆様、ご訪問ありがとうございます。

読者登録もおかげさまで増えていて、ニッチなテーマではありますが、マニアックな内容でも読んでいただけることや、何かあの世にほっと想いを馳せていただけるような機会となっていましたら幸いです。

 

と「ほっと想いを馳せ」と書いたところで、本日のテーマはこちらが浮かび、ほっとできるか微妙なテーマとなってしまいましたが(笑)、何か皆様の発見、機会に繋がれば嬉しいです。

 

 

さてこの世界、霊的能力を知り、神仏探求や道を探求していると、必ず出会うテーマがあります。それが、

・光(の力)

・闇(の力)

 

・呪い(まじない)

・呪い(のろい)

 

西洋で言うならば、

・白魔術

・黒魔術

と表現するかと思います。

 

たまたまYouTubeで色々見ていたら、その中で「呪詛」を扱う人物に密着取材されている動画に出会いました。勉強のため、私は危険そうでなければ見るようにしており(※)、その取材もある程度は大丈夫だろうと判断し、見てみることにしました。

※動画からも霊的影響が来た時があった為

 

 

すると、その呪術を扱う呪術師に依れば、

・年間1000件の依頼

と私の想像を超える依頼件数が挙がっており、

 

(え!年に10件の間違いではなくて?!)

 

 

と驚くばかりでした。紹介されていた依頼内容も多岐に渡り、悔しくて依頼する場合、度重なる恫喝からどうにもならなくなり、ある種身を守るために依頼する場合、などなど、少し紹介されていただけでもさまざまな背景があるのだなと、しんみりするばかりでした。

 

何故しんみりしたかと言うと、複雑だからです。

 

まず、私の感覚で察知していることとして、呪術を行った場合、ただでは済まないからです。

 

・ことをなすには何事も、対価が要る

・それが「善意の願い」「悪意の願い」であれ

 供物や対価が要る

・特に「呪い(のろい)」で力を使う(術者が使わせていただく)場合、術者の身の保証、来世、あの世の安全保証がない

・対価は術を行使する際の霊的存在との「契約」で、心身のどこかを奪われる(なくす)パターンもある

 

このようなパターンがあるため、やはり

 

・なにかと引き換えに

・命と引き換えに

 

それほどの覚悟、被ること、何かをなくすこと。

これらを踏まえた上で。。。というものになることなのです。

 

自分をなくしていく行為

 

と表現すれば分かり易いでしょうか。

 

 

もちろんプロの呪術師、術者ならば被らない術を実施された上で実行されるのだろうと思いましたが、神様方はこのようなケースをどうご照覧されているのか気になりました。

 

 

霊的能力は「人を救うためにある」ならば、

筋の通った呪詛は◎なのか?

 

ここへのハッキリした回答は考察中ですが、

一部私なりの答えを考察すると、

何かを奪う、傷つける行為=NG

になるのではないか?と浮かんでいます。

 

何故なら、以前、瞑想した際にあらゆる潜在意識と繋がる次元に到達した際、

 

自分の意識(魂意識)

=世界のあらゆる存在とのつながり

 

と察知した瞬間があったためです。

反対にいえば、

 

他者を傷つける、奪う

=自分を傷つける、奪う

 

ことをしているのと同義なので、遅かれ早かれ

自分の心身にそれが返るのです。

これが、「業(カルマ)」と呼ばれる仕組みだと自身の体験から考察しています。

 

また、

他者に親切にする、優しくする

=自分に親切にする、優しくする

 

ということなので、似たような「親切で優しい現実」が巡り周ってくるということではないか?と考えています。

もちろん生きていれば、腹が立ったり、許せない!と思うことも誰しもあります。

そこから意識をそらし、楽しみを探すことに焦点をあてる方法で浄化する。あるいは、

怒りに震える自分、それをも否定せず、一旦認め、ある程度納得いくまで自分の中で考察、向き合い分析していくことで乗り越えられる場合があるかもしれません。

 

 

いずれにせよ、私たちは「向上、成長」を大切に、時には休み休み楽しみながら、

今いる「自分の位置」から1cmでも2cmでも発展向上していくことを忘れずに歩むことが大切なのかもしれません。

徒然と書きましたが、お読みくださりありがとうございました。

(書いていたらベランダ側から「ドン!」と壁を叩かれ警告されたのでここでやめます(苦笑))。

 

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