守り神との暮らし〜民俗学・現象の考察〜

元巫女助勤経験者による不思議体験伝承日記

夢で霊とお花見デートした話

皆様、ご訪問ありがとうございます。

夢のお話で、お亡くなりになった御魂とデートをしたお話を書いてみたいと思います。

霊の世界では、良い存在も、アピールしてくる霊も

夢に作用し現象や影響を与える場合があります。それを実体験したので書いてみたいと思います。

 

その場面は、夜、川沿いの土手でした。空は真っ暗というわけではなく、少し青みがかり星がキラキラ輝いています。  

私は土手を歩いていて、傍に誰かがいるのを感じとっていました。

 

私「見てみて、サルスベリの花も満開だねぇ」

 

土手一帯にずーっとサルスベリの並木が続いていて、それはそれは美しい風景でした。サルスベリの花の色が黄色で、

私「もっと色をつけてほしい」

 

と頼むと、

 

男性「沢山つけると汚くなるから」

 

と言われ、周りを見渡すと青色の花もありました。見事に満開で、夢の中でもすごく癒しの時間でした。

場面が変わり、星空を一緒に見ていました。

 

私「星が近くて手で掴めそう!」

 

と様々となりにいる男性に話しかけていました。

※なぜかベタなセリフでした(笑)

 

しばらく一緒にいると感覚的に帰る時間となり、帰らなければならない時間になった!と私は思います。その瞬間、意識が夢から現実に戻り目が覚めたのですが、なんと金縛りにあっていて、

その瞬間に「なるほど!霊とデートしていたのか苦笑」と気付いたのでした。

 

金縛りを解くためにお経を唱えたのですが、さらにズシッと重くなり、最終的に丹田に力を入れたらスッと軽くなりました。

 

こうした体験でしたが、デートを夢で見せる、一緒にデートする心霊は会ったことがなかったので、私としても金縛り以外はそれほど不快ではなく、むしろなんだか切ない気持ちで目覚めたのでした。

 

「デートをしたい」

「デートをしたかった」

もしかしたら、彼にこのような無念さがあったのかもと。思いが果たされたら、天に上がれるような気がしています。

 

これまでは「恐怖感」を感じる霊との関わりがほとんどだったため、すごく珍しいと感じました。この方に関しては、怖くなかったのです。サルスベリに色を追加でお願いしたのはだいぶ無茶ぶりでしたが(笑)。

御霊は「伝えたい思い」があるから出てくる場合が多いようです。

本当は、恐ろしいと感じるものも、その奥底に

 

分かってもらいたい

悲しい思いをした

酷い結果となり怒りがおさまらない

自分の苦しみに気づいてほしい

 

このような気持ちがずっとあり、

「分かってほしい」「伝えたい」

と、アピールしてくる。

 

お亡くなりになる前は私たちと同じ人間だったのです。きっとそんな気持ちの強さにより、現実にも何かしら作用させて出てきているのかと私は捉えています。

 

この例はなんらかの形で私が街中で波長が合い、または御魂から見つけられて、くっついてきて、夢に作用したように思います。

 

こんな御魂もいらっしゃるようです。

 

(とはいえ、私たちはあの世に移行する際は身近な方への挨拶回りが済んだら、油を売らずすぐに上がるのが賢明です。お迎えが来る間は大丈夫ですが、上がれなくなると浮遊霊となりますので(汗)。未練なくスッ!とが理想ですね。)

 

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